明日は低気圧が発達し、寒冷前線が本州付近を南下します。低気圧や前線に向かって暖かな風が吹き込むため朝から気温が高く、午後にかけてはさらに上昇していく見込みです。

午後の気温分布を見ると、関東のほぼ全域が15℃以上を示す赤色の領域となっています。

各地の最高気温は東京都心や横浜市で19℃、宇都宮市で17℃など20℃に迫る所が多い予想です。日差しが増えるとさらに気温が上がって、20℃を上回る可能性もあります。

南寄りの風は沿岸部で特に強く、平均で15m/s以上、瞬間的には25m/s以上の風が吹き荒れる見込みです。明日12時の平均風速の予想は、千葉県館山市で18m/s、横浜市で11m/s、東京都羽田空港で10m/sに達するとみられます。電車の遅れなど交通機関の乱れには注意が必要です。

ただ、強い風の領域は千葉県や神奈川県に加え東京湾沿岸にかけてで、東京都心まで広がるかは微妙な状況です。現時点では5〜6m/sに留まり、春一番の発表目安となる8m/sには届かない予想となっています。

わずかな風向きの違いなどで、風速が大きく変わってきますので、東京都心でどのくらい風が強まるかに注目です。
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春本番を思わせる陽気は明日までで、明後日20日(月)からは再び気温が下がります。強い寒気に覆われる21日(火)から22日(水)は最低気温が0℃近くまで下がり、最高気温も一桁の予想です。

わずか数日で4月中旬の暖かさから、真冬の寒さに変化しますので、体調を崩さないように十分に注意をしてください。

また、25日(土)は天気が崩れる影響で最高気温が上がりにくく、雨の降り方によってはさらに低い気温となる可能性があります。
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