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19日(日)は関東で「春一番」の可能性 沿岸部は暴風のおそれ

2023/02/17 18:26 ウェザーニュース

明後日19日(日)は寒冷前線が東日本を南下し、関東では前線に向かって吹く南西風が強くなり、「春一番」となる可能性があります。関東南部の沿岸では暴風レベルとなるおそれがあるため警戒が必要です。

海沿いの道路や鉄道に影響が出る可能性も

風のピークは明後日19日(日)の朝から夕方にかけての見込みです。特に東京湾周辺など関東南部沿岸で南西の風が強くなります。

最大瞬間風速が25m/s前後となる可能性があるため、飛びやすいものは早めに片づけておくと良さそうです。また、雨が降っても傘が差せないような荒天が予想されます。

房総半島など海沿いの道路や鉄道に影響の出る心配もあるため、日曜日のお出かけは最新の気象情報、交通情報をご確認ください。

また、伊豆諸島ではさらに風の強まるおそれがあり、警戒が必要です。

この強い南風により、日曜日は関東で春一番となるかもしれません。
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「春一番」発表の条件とは

19日(日)の予想天気図
関東地方の「春一番」の条件は次の通りです。
(1)立春から春分までの期間
(2)日本海に低気圧がある
(3)強い南寄りの風が吹き気温が上がる(東京で8m/s以上の風で前日より気温が高い)

今年の立春は2月4日、春分は3月21日ですので、(1)の条件は問題なく満たします。明後日9時の予想天気図では日本海に低気圧が予想されているので(2)の条件も問題なさそうです。「春一番」発表の要否は(3)、特に風速の条件を満たすかどうかがポイントになりそうです。
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