河津桜は1月下旬から2月にかけて開花する「早咲き桜」の一種で、通常の桜としてイメージされるソメイヨシノよりも色が濃く、開花期間が約1か月間と長い品種です。河津桜は大島桜と寒緋桜の自然交雑種といわれています。

1955年に河津町民の方が河津川沿いで1m超の原木を見つけて庭先に植樹。その後の学術調査で新しい雑種起源の桜であることが判明し、1974年に「河津桜」と命名されました。この時の原木はいまだに健在で、町民の目を楽しませているそうです。

今週末は低気圧や前線が日本列島を通過するため、天気は下り坂に向かう見込みです。河津町や南伊豆町のある伊豆半島では、19日(日)の方が雨が降りやすくなるため、お花見は18日(土)の方がおすすめです。

日本海の低気圧や前線に向かって、南から暖かい空気が流れ込むため、気温は平年より高くなると見られます。18日(土)は15℃を前後で日差しも届くため、春の暖かさの中、河津桜を見ることができそうです。19日(日)も天気は崩れるもの土曜日よりも気温は高くなる予想です。ただ、両日とも風も強まるため、来週にかけてが見頃とな河津桜が散らないで凌いでくれると良いですね。

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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）ひめさまちゃんさん