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冬の空気と春の空気がせめぎ合う1週間 大きな気温変化に注意

2023/02/16 18:01 ウェザーニュース

この先1週間は冬の空気と春の空気がせめぎ合い、気温変化が大きくなります。気温が上昇するタイミングでは融雪や花粉の飛散などに注意が必要です。

一旦北上する寒気が来週前半に南下

明後日18日(土)から19日(日)にかけては春の暖かな空気が優勢になり、上空1500m付近で-6℃を示す赤いラインは津軽海峡付近まで北上する予想となっています。

東北や北陸ではこのタイミングで雨が降りますので、雪の多い地域では雨と融雪による道路冠水や、山間部での雪崩などに注意が必要です。

20日(月)頃からは冬の空気が南下し、21日(火)は-6℃ラインが本州の南、-12℃を示す紫色のラインが東北付近にかかる予想となっています。日本海側は雪となり、寒くなる見込みです。

来週前半は冬の寒さの所が多い

週間予報
各地の予報を見ると、18日(土)は西日本の最高気温が15℃を超え、19日(日)は東京都心で18℃まで上がる予想となっています。札幌市でも最高気温はプラスの日が続く見込みです。

20日(月)以降は気温が下がり、21日(火)は関東以西でも最高気温が一桁の冬の寒さとなります。寒さは長くは続かず、天皇誕生日の23日(木)頃からは次第に気温が上昇する見通しです。

西日本や東日本では花粉シーズンに入っている所が多く、気温が上がって雨の降らない日は花粉が飛散しやすくなりますので、花粉症の方は十分に注意をしてください。
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