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気象庁1か月予報 3月に入ると気温上昇 桜の開花は急ピッチで進む

2023/02/16 15:21 ウェザーニュース

今日2月16日(木)、気象庁は2月18日から3月17日までの1か月予報を発表しました。

2月中は寒気の影響を受けやすいものの、3月に入ると全国的に気温が上昇する見込みです。桜の開花は急ピッチで進み、平年よりも早まる所が多くなるとみられます。

3月に入ると全国的に気温が高い傾向

この先1か月の気温
前回の予想に比べて気温の上昇するタイミングが早まる傾向に変わってきました。2月中は寒気の南下するタイミングがありますが、3月に入るとともに春の暖かな空気が優勢になる見込みです。

1か月の平均気温は中国・四国から北海道にかけての広い範囲で平年より高い予想となっています。北日本は26日(日)頃からの5日間の平均気温が平年よりかなり高くなる可能性があるとして、高温に関する早期天候情報が発表されました。雪解けが急速に進むことが考えられますので注意が必要です。

3月の気温が高くなると、桜の開花は急ピッチで進んでいきます。東京や福岡など早い所では3月下旬には見頃となってきそうです。
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降水量は平年並みも北日本の雪は少ない

この先1か月の降水量
季節が春に移り変わるため、周期的に天気が変化します。日本海側はまだ雪や雨の降る日が多いものの、気温が高い傾向となるため雪の量は少なくなる見込みです。

3月に入る頃は高気圧に覆われやすく、降水量が特に多くなる所はないとみられます。

1か月の降水量は中国・四国から北日本でほぼ平年並みの予想。九州や奄美、沖縄は平年並みか平年よりも少なくなる見通しです。
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