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2日間の積雪は50cm以上 日本海側は雪崩や屋根からの落雪など注意

2023/02/15 15:34 ウェザーニュース

日本付近は冬型の気圧配置が続いており、日本海側を中心に積雪が増加しています。多い所では50cm以上の新たな雪が積もっているため、雪が落ち着いた後も雪崩や屋根からの落雪などに注意が必要です。

今夜以降は雪のピーク過ぎる

強い寒気の南下に伴って日本海側では雪雲が発達し、北海道から北陸、山陰にかけての広い範囲で断続的に雪が降っています。局地的に雪が強まっており、15時までの1時間には青森県鰺ヶ沢町で5cm、北海道札幌市で3cmの積雪を観測しました。

昨日から続く冬型で山沿いを中心に積雪が大きく増え、48時間の降雪量は長野県野沢温泉村で66cm、新潟県津南町で60cmに達しています。
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今夜以降は雪のピークを過ぎ、明日16日(木)は雪の次第に雪の収まる所が多い見込みです。ただ、比較的短い期間で積雪が急増している地域では、雪崩や屋根からの落雪が発生しやすくなっているとみられます。除雪作業を行う場合は周囲の状況に注意し、しっかりと安全を確保するようにしてください。

また、明日朝にかけては気温の低い状況が続きますので、路面凍結にも注意が必要です。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
イチゴ侍さん