降水があれば平地で雪になる目安の、上空1500m付近で－6℃以下の寒気が日本列島の大部分を覆っています。関東など日差しが届いた地域でもあまり気温が上がらず、14時までの最高気温は東京都心で7.8℃、名古屋市で7.2℃、福岡市で8.4℃など各地とも一桁です。

北風が強めに吹いたことで体感温度はさらに低く、関東のウェザーニュースアプリ利用者から届いた体感報告は「寒い」が82%、「極寒」が9％と、日差しが届いていても寒く感じていることがわかります。(12～13時の集計)

東北北部から北海道は最高気温が0℃未満の真冬日の所がほとんどで、札幌市は－6.4℃と1月25日以来となる約3週間ぶりの－5℃未満です。

明日16日(木)は上空の寒気のピークを過ぎ、冬型の気圧配置は次第に弱まってきます。関東から西日本にかけては晴れて風が収まるため放射冷却現象が強まり、朝の冷え込みは続く見込みです。

東京都心の最低気温は－1℃と2月1日以来の冬日の予想となっています。名古屋市も－1℃、大阪市は2℃など今朝と同じような冷え込みの所が多い見通しです。

最高気温も東京都心や大阪市などで今日と大きくは変わりません。風が弱い分だけ日差しの暖かさを感じることはできそうです。北日本は今日ほどの厳しい寒さにはならず、札幌市は真冬日が続くものの、今日よりは5℃ほど高い予想となっています。
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