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東京・多摩や神奈川県内陸は道路に積雪 雨に変わると路面はシャーベット状に

2023/02/10 15:15 ウェザーニュース

東京都・多摩地方や神奈川県の内陸部では雪の強まっている所があり、道路にしっかり積もるほどとなっています。夕方には雨に変わるとみられますが、路面がシャーベット状になりますので、スリップ事故に注意が必要です。

10cm以上の雪が積もっている所も

低気圧の接近に伴って発達した雲がかかり、関東甲信の内陸部では一部で雪が強まっています。東京都内では多摩地方で雪が断続的に降り、神奈川県内も相模原市など内陸部で雪が続いている状況です。

ウェザーニュースアプリ利用者からの積雪の状況報告によると、東京の都心部や横浜市などはほとんどの所が青色の「積雪なし」となっている一方で、東京の多摩などは黄色の「道路にしっかり」が目立っています。

ウェザーニュースが解析した積雪分布では八王子市や相模原市などは10cm以上の雪が積もっているとみられます。
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夕方から夜の路面状態の悪化に注意

東京都八王子市の様子
夕方には雪になっている内陸部でも雨に変わる所が増える見込みです。ある程度の雪が積もった上に雨が降って、路面がシャーベット状になる所があります。

帰宅時間帯に路面状況が非常に悪いとみられますので、車や徒歩での移動時はスリップに十分な注意が必要です。

雨は今夜遅くまで降り続く予想で、車道などに積もった雪の大部分は今夜のうちに溶ける見通しです。明日11日(土)の朝にかけては冷え込みが弱く、路面凍結のリスクは小さいとみています。明日の朝、お出かけになる場合は念のため周辺の路面状況をチェックしてください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ちぃよしさん