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関東甲信の内陸部ですでに雪が積もる 東京都心も道路に積雪のおそれ

2023/02/10 09:33 ウェザーニュース

今日2月10日(金)は関東甲信の広い範囲で朝から雪が降っていて、内陸部を中心にすでに積もり始めています。東京都心など広い範囲で積雪のおそれがあり、山沿いでは大雪となる見込みです。

特に夕方の帰宅時間帯は交通機関への影響などに注意してください。
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昼頃にかけて平野部も積雪増加のおそれ

南岸低気圧の接近前から東日本には雲が広がっていて、早朝から雪の降っている所が多くなっています。まだ雪の降り方はそれほど強くないものの、気温が0℃前後まで下がっている内陸部を中心に雪が積もり始めている状況です。

ウェザーニュースアプリ利用者からの積雪情報の報告では、東京23区の西部や千葉県北西部でも芝生にうっすら積もっており、気温の低下によって積雪が早まっているとみられます。(8~9時の1時間)

アメダスによる観測では9時の時点で山梨県甲府市と富士河口湖町で2cm、埼玉県秩父市で1cmの積雪を観測しています。

これから昼頃にかけては雪が本降りとなるため、東京都心を含む平野部の広い範囲で道路に積もる所が出てくる見通しです。

午後は沿岸部から雨のエリアが拡大

10日(金)昼過ぎの雪・雨の予想
午後は暖かな空気が流れ込むため、沿岸部から雨のエリアが拡大する見込みです。雨に変わるまでは積雪増加が続くため、油断ができません。

関東西部や北部の山沿いから甲信地方にかけては、雨に変わらず雪のまま継続する所が多く、局地的には強く降る見込みです。東北地方でも雪が降り、福島市や仙台市など広い範囲で積雪が予想されます。
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山沿いは30cm以上の積雪のおそれ

積雪の予想
最も積雪が多い予想なのは甲信地方の山沿いで、30cmを超える所がある見込みです。関東北部の山沿いや東北南部の内陸部なども20cm前後のまとまった雪が予想されます。

積雪・着雪による倒木や停電・線路設備の故障などにより、電車の運行に遅れや運転見合わせが生じたり、スリップ事故による車の渋滞・通行止めなどが懸念されます。特に午後は予定の変更等をご検討ください。

東京など関東南部の平野部で積雪が予想されている地域は、雨に変わることで夜までに雪は溶ける見込みです。翌朝にかけて気温は上昇傾向が予想されるため、路面凍結のリスクは小さいとみられます。
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