13日(月)の朝に九州付近に予想される低気圧は本州の南岸を東北東に進む見込みです。暖かな空気が流れ込むため上空の気温は上昇し、西日本、東日本の平野部で雪の降る所はなく、雨となります。

低気圧の周辺では雨雲が発達し太平洋側では局地的に雨が強まる予想です。沿岸部では風も強まって、荒れた天気となる可能性があります。

低気圧は14日(火)になると日本列島の東で発達し、日本付近は冬型の気圧配置が強まります。15日(水)には非常に強い寒気が北日本の上空まで南下する見込みです。

大雪の目安となる上空5000m付近で－36℃以下の寒気が東北北部まで覆い、北海道には－45℃以下という、ひと冬に1度あるかどうかの強い寒気が通過するとみられます。

北海道から東北、北陸にかけての広い範囲で雪が強まり、大雪となるおそれがあります。積雪の急増や吹雪による視界不良などに警戒が必要です。
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