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明日は関東平野部で積雪の可能性 山沿いは30cm超の大雪の所も

2023/02/09 14:56 ウェザーニュース

明日10日(金)は関東の広い範囲で朝から雪の降る所が多く、昼過ぎにかけて平野部でも積雪が予想されます。東京都心などは午後になると雨に変わる一方で、関東甲信の山沿いでは雪が続き、大雪の所がある見込みです。

東京都心は昼過ぎまで雪の予想

西から近づく低気圧やシアーライン(風の流れが変化する境界線)の影響で、関東の一部では朝から雪が降り出します。はじめはちらつく程度の所が多いものの、低気圧の接近に伴って次第に降り方が強まる見通しです。

昼過ぎには暖かな空気が流れ込む千葉県や神奈川県の沿岸部などで雨となり、東京都心付近が雨と雪の境界になるとみられます。東京23区など関東南部の平野部でも土や芝生、屋根の上などが白くなる時間帯がある予想です。雨に変わるタイミングが遅れた場合は、23区西部などで道路にうっすら積もる可能性もあるため、油断はできません。

関東西部や北部の山沿いから甲信地方にかけては、午後も雪の続く所が多く、局地的には強く降る見込みです。
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山沿いは30cm以上の積雪のおそれ

10日(金)朝から24時間の積雪予想
最も積雪が増加する予想なのは甲信地方の山沿いで、30cmを超える所がある見込みです。関東北部の山沿いや東北南部の内陸部なども20cm前後のまとまった雪が予想されます。

積雪の増加や、着雪による倒竹・倒木などによって鉄道の運行に遅れや見合わせなどが生じたり、車での移動には冬用タイヤやチェーンが必要になることが想定されます。大雪への備えは早めに行い、10日(金)の午後は出来るだけ移動を避けるようにしてください。

東京23区など関東南部の平野部で積雪が予想されている地域は、雨に変わることで夜までに雪は溶ける見込みです。翌朝にかけてあまり冷え込まないため、路面凍結のリスクは小さいとみられます。

ただ、南岸低気圧の雪は、気温の条件や降水の強さなどの少しの変化によって、影響が大きく変わることがありますので、必ず最新の情報をご確認ください。
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