facebook line twitter mail

気象庁1か月予報 2月後半からは気温低め 春への歩みは少し足踏み

2023/02/09 15:30 ウェザーニュース

今日2月9日(木)、気象庁は2月11日から3月10日までの1か月予報を発表しました。

来週以降は寒気の影響を受けやすくなるため、この先の気温は平年並みか低めの所が多くなる見込みです。春への季節の歩みは少し足踏みするとみられます。

2月終わりから3月上旬は西・東日本で気温が低めに

この先1か月の気温
西日本や東日本は2月に入ってから比較的気温の高い傾向が続いていましたが、来週以降は寒気の影響を受けやすくなる見込みです。特に2月の終わりから3月上旬にかけては平年よりも気温が低くなるとみられます。北日本には寒気が断続的に流れ込む予想です。

1か月の平均気温は北日本や関東甲信などで平年並みか平年より低く、東海や九州、沖縄で平年並みの予想となっています。

もともと気温の変化が大きな時期でもあり、一時的に真冬の寒さが戻ることもありますので、体調管理に注意をしてください。

降水量は平年並みか少ない傾向に

この先1か月の降水量
寒気が断続的に南下するため、一時的に冬型の気圧配置の強まることがある見込みです。平年のこの時期に比べると低気圧の影響を受けにくいため、降水量の極端な増加はない予想となっています。

1か月の降水量は西日本から北日本でほぼ平年並みの予想で、平年よりも少なくなる可能性があります。奄美や沖縄は高気圧に覆われやすいため、降水量は平年よりも少なくなる見通しです。
» この先の天候 長期見解