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週間天気 次々と南岸低気圧が通過 10日(金)は関東でも広く雪に

2023/02/07 14:42 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■
・10日(金)は関東甲信で雪、内陸など大雪も
・週明けも再び南岸低気圧が通過、広く雨に
・気温変化大 花粉飛散が始まる可能性

短い期間で低気圧が次々と通過し、西日本や東日本の広範囲で雨や雪が降る予想です。日々の寒暖差も大きくなるのでご注意ください。
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10日(金)は関東甲信で雪、内陸や山沿いは大雪も

上空1500m付近の寒気と前12時間降水量の予想 10日(金)9時
10日(金)は本州の南岸を低気圧が通る見込みです。西日本や東日本では雨や雪の降るところが多くなります。

関東甲信の上空には寒気が残っており、降り始めは東京都心を含めてほとんどのところが雪の予想です。だんだんと雨に変わる見込みですが、現時点ではまだ低気圧の動きなどの不確実性が大きい状況です。

雨に変わるタイミングが遅れた場合、内陸や山沿いは大雪となるおそれがあり、東京都心周辺で雪が積もってもおかしくありません。今後も予報が変わる可能性があるので、最新の情報に注意してください。

一方で、東海や西日本では低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、10日(金)の日中はほぼ雨となる見通しです。太平洋側では局地的に雨や風が強まり、荒れた天気となる可能性がありますのでご注意ください。
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週明けも再び南岸低気圧が通過、広く雨に

11日(土)は低気圧が東の海上に遠ざかり、晴れるところが多くなります。午前中は東北を中心に雪や雨の残るところがあるものの、次第に止む見込みです。

ただ、12日(日)には再び南岸低気圧が接近し、西から雨の範囲が広がります。週明け13日(月)は関東を含む広い範囲で雨が降る予想です。南から暖かい空気が流れ込むために西日本や東日本では雪になるところはほとんどないものの、太平洋側では雨量のまとまるおそれがあります。

気温変化大 花粉飛散が始まる可能性

この先一週間は低気圧の通過にあわせて気温のアップダウンが大きくなります。寒気の南下と共に真冬の寒さが戻る日もあれば、次の週末から週明けにかけては西日本や東日本では15℃を超える日もある予想です。日々の気温変化が大きくなるので、寒暖差で体調を崩さないようお気を付けください。

また、暖かくなったタイミングでは花粉の飛散が始まる可能性があります。
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