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関東甲信は10日(金)に雪 西日本は風雨強まり荒天のおそれ

2023/02/07 10:29 ウェザーニュース

10日(金)は低気圧が発達しながら日本付近を通過し、西日本、東日本を中心とした広い範囲で雪や雨が降る予想です。

関東は東京都心を含む広い範囲で雪が予想され、内陸部や山沿いは大雪のおそれがあります。西日本や東海は風雨が強まる可能性があり、注意が必要です。

関東甲信の内陸部や山沿いは大雪のおそれ

10日(金)は低気圧が九州の西に進んできます。低気圧の東側にはシアーライン(風の流れが変化する境界線)が伸び、降水の範囲は大きく東に広がる見込みです。

関東付近には9日(木)頃に流れ込む寒気が残り、上空1500m付近は-3℃以下の寒気に覆われます。10日(金)午前の降り始めは東京都心などを含むほとんどの所が雪の予想です。昼過ぎにかけては雪の続く所が多く、低気圧が近づく午後になり沿岸部から雨に変わっていくとみられます。

関東甲信の内陸部や山沿い、東北南部などは雪で経過する時間が長く午後は急ピッチで積雪が増加、大雪となるおそれがあります。雨に変わるタイミングが遅れた場合は東京都心なども積雪の可能性がありますので、最新の情報をご確認ください。

西日本~東海は強い雨や風に注意

10日(金)夜までの12時間予想降水量
低気圧に向かって南から季節外れの暖かく湿った空気が流れ込むため、周辺では雲が発達しやすくなります。西日本は山沿いで降り始めに雪の所があるものの、10日(金)の日中はほぼ雨となる見通しです。

活発な雨雲が通過しやすい太平洋側では局地的に雨が強まるとみられます。また、低気圧が発達して風も強まり、荒れた天気となる可能性がありますので、西日本から東海では風雨の強まりに注意をしてください。
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