関東西部から南の沖合にかけての地域では風が集合して雲の発生しやすい状況となり、夜には沖合で低気圧が発生する予想となっています。これらの雲の影響で、一部地域で降水があると予想されています。

関東付近は上空約1500mで－3℃以下の寒気に覆われているため、降水があればみぞれや雪になることが予想されます。

各国の気象予測シミュレーションの結果を比較すると、低気圧からの雲の広がりの予測結果の差が大きく、現時点での見通しよりも降水の範囲が広がる可能性もあります。

複数のシミュレーション結果を統計的に補正して合成したウェザーニュースによる降雪確率予測をみると、3日(金)夜から4日(土)朝にかけて1cm以上の雪が降る確率が25%を超えているところは西部の山沿いなど一部に限られる状況です。東京都心では1%程度以下と予測されています。

予報が悪く変化した場合には、千葉県の房総丘陵や東京都の多摩西部などで積雪の可能性も否定が出来ないものの、東京都心など首都圏の大部分では積雪の可能性はほとんどないと言えそうです。
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