週間天気図を見ると、4日(土)は低気圧が日本海を進み、北日本を中心に天気が崩れます。北陸の平野部など雪ではなく雨の降る所がありますので、路面状況の悪化などに注意が必要です。

来週6日(月)になると東シナ海に低気圧が発生し、7日(火)にかけて日本の南の海上を通過。西日本、東日本の広い範囲で雨や雪が降るとみられます。さらに9日(木)にも東シナ海に新たな前線の発生が予想され、来週は太平洋側ですっきり晴れる日が少なくなる見込みです。

7日(火)に通過する低気圧は、南から流れ込む暖かく湿った空気によって発達が予想されます。陸地からは少し離れた所を通るものの、西日本、東日本の太平洋側を中心に活発な雲がかかる見込みです。

上空の寒気はそれほど南下しないため、平野部で降るのは大部分が雨とみられます。現時点で雪に変わるのは本州の標高の高い山間部に限られる見通しです。

低気圧の進路にはまだ不確実性があり、陸地の近くを通った場合は太平洋沿岸で雨の強まる可能性があります。できるだけ最新の気象情報をご確認ください。
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