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関東で20m/sを超える南風 東北の一部に暴風警報 

2023/02/01 14:15 ウェザーニュース

今日2月1日(水)は日本海を進む発達中の低気圧の影響で、北日本から関東で風が強まっています。東北や北陸は発達した雲が通過するタイミングで突風のおそれがあり、関東は夕方にかけて南寄りの強い風に注意が必要です。

東京湾沿岸から千葉、茨城方面で風が強い

関東は南西の風が吹き抜けやすい、東京湾周辺を中心に風が強く、14時00分の時点で東京都大田区・羽田で22.1m/s、横浜市で21.0m/s、千葉市で20.4m/sなど20m/s以上の最大瞬間風速を観測しました。

ウェザーニュースアプリ利用者に風の強さについて調査した所、東京湾沿岸から千葉県北部、茨城県南部にかけての地域で「自転車が倒れる」や「歩行困難」という回答が目立つ状況です。南西からの風が東京湾から北東方向に吹き抜けている状況をはっきりと示しています。

これから夕方にかけて風の強い状態が続く見込みで、電車の遅れなどが発生する可能性があります。移動の際は最新の気象情報に加え、運行情報もご確認ください。
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強い雪や雨とともに突風のおそれ

山形県酒田市の様子
東北や北陸は低気圧の周辺に伸びるシアーライン(風の流れが変化する境界線)付近で雲が発達しており、局地的に強い雪や雨が降っています。発達した雲が通過するタイミングで風も強まり、14時00分までの最大瞬間風速は山形県酒田市・飛島で36.9m/sを観測しました。

これから夕方にかけて東北の日本海側や北陸では、強い雪や雨、雷とともに、突風の危険性があります。13時30分の時点で秋田県と山形県には暴風警報が発表中です。急激に荒れた天気となるおそれがありますので、警戒をしてください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ノレンさん