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神戸で15年ぶりに積雪2cmを観測 関西は路面凍結に十分注意を

2023/01/24 21:15 ウェザーニュース

今冬の最強寒波がピークを迎え、活発な雪雲は日本海側だけに留まらず、太平洋側まで広がっています。関西では夕方以降、断続的に雪が降り、あまり雪が積もらない神戸市でも20時に積雪2cmを観測。これだけの雪が積もるのは2008年以来、15年ぶりです。

明日未明にかけて積雪増加のおそれ

山陰や北陸など日本海側に強い雪を降らせていたJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う雪雲の帯が南下し、夕方以降は関西エリアで雪が本格的に降ってきました。京都市では17~18時の1時間で一気に7cmの雪が積もり、21時の時点では11cmまで積雪が増加。神戸市でも20時に2cmの積雪を観測しています。

神戸市は海に近いこともあり雪が積もることは少なく、1cm以上の積雪は2015年以来、2cmの積雪は2008年以来15年ぶりです。
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関西エリアは今夜遅くから明日25日(水)の未明にかけて雪の降りやすい状況が続き、さらに積雪の増えるおそれがあります。また、すでに大阪市や神戸市など都市部も含め、冷え込んで気温は氷点下です。

積もった雪や路面がこれから凍結するおそれがあり、明日の通勤・通学時間帯への影響が懸念されます。明日は普段よりも時間に余裕を持って、自宅の周辺や目的地の状況を確認の上、安全な移動を心がけてください。
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