寒冷前線に近い日本海の沿岸部では大気の状態が不安定で、雲が発達しやすくなっています。

風も強く、16時20分までの最大瞬間風速は、山形県酒田市・飛島で37.2m/s、新潟県新潟空港で27.3m/s、石川県羽咋市で27.1m/sを観測しました。

雷をもたらすような雲の下では雨や雪が一時的に強まったり、霰(あられ)が降っています。寒冷前線が通過するタイミングでは突風を伴うおそれがありますので、注意が必要です。
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夕方以降は上空に強い寒気が流れ込んでくるため、雨から雪に変わる所が増えてきます。昼間は晴れていた所が多い北海道も低気圧が通過する影響で、雪が強く降る見込みです。

活発な雪雲の下では1時間に5～10cmの強い雪が降って、積雪が急増することが懸念されます。また、低気圧が発達するため暴風のエリアは拡大し、雪が加わることで猛吹雪となる見込みです。

16時20分の時点で北海道や青森県、秋田県、山形県、新潟県に暴風雪警報が出ています。今夜はドカ雪による路面状況の悪化や、吹雪による視界不良に警戒し、雪や風が酷い場合は車での移動もできるだけ避けるようにしてください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
hikoさん