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「大寒」は全国的に寒さ和らぐ 明日は寒中らしい寒さに

2023/01/20 14:16 ウェザーニュース

今日20日(金)は二十四節気の「大寒」です。1年の中でも最も寒い頃とされていますが、全国的に寒さが和らぎました。西日本や東日本は広い範囲で10℃を上回り、北海道も真冬日の所が少なくなっています。

北海道も真冬日の所は少なく

今日は上空の寒気が北に後退したこともあり、全国的に昨日よりも気温が高くなりました。関東から西の各地は10℃を超えた所がほとんどで、九州南部では15℃を超えています。

14時までの最高気温は鹿児島市で16.2℃まで上昇、東京都心も昨日に比べると3℃ほど高い12.3℃を観測しました。東北でも仙台市など太平洋側の一部で10℃以上です。

北海道は最高気温が0℃未満の真冬日の所が少なくなり、道北が中心となっています。札幌市は最高気温が1.7℃とプラスの気温でした。

明日は北日本を中心に厳しい寒さ

21日(土)の天気と気温
今夜、北日本を低気圧が通過した後は寒気が南下し、明日21日(土)は全国的に気温が下がる見込みです。

北海道は札幌市で最高気温が-2℃など軒並み真冬日の予想で、東北や北陸も5℃に届きません。北寄りの季節風が強く吹くため、体感温度はかなり低く、寒中らしい厳しい寒さとなります。

日差しが届く関東から西日本にかけても今日ほど気温が上がりません。東京都心で9℃、大阪市で7℃など最高気温は一桁の所がほとんどです。外出をされる場合は、しっかりと真冬の防寒を行ってください。
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