23日(月)は本州の南の海上を低気圧が通過します。今日20日(金)の予測では低気圧はそれほど発達せず、関東からは少し離れた所を通る見通しです。低気圧が発達しない分、寒気の流入も弱まって、東京都心など関東の平野部では降ってもほとんどの所が雨となります。

ただ、24日(火)に雪の心配が出てきました。上空には今冬で最も強い寒気が流れ込む影響で、大気の状態が不安定になる見込みです。東の海上から伸びるシアーライン(風の流れが変化する境界線)の周辺で雲が発達し、雪を降らせる可能性があります。

複数のシミュレーション結果を統計的に補正して合成した、ウェザーニュースによる降雪確率予測をみると、23日(月)は東京都心で1cm以上の雪の降る確率がギリギリ5～20%の範囲で、雪の可能性が完全になくなったわけではないものの、低くなっています。

24日(火)は20～40%のやや確率の高い範囲が関東の広い範囲に分布しており、23日(月)よりも雪の降りやすい傾向です。

夏のゲリラ豪雨のように、局地的かつ短時間に強い雪となるおそれがあり、一気に雪が積もってもおかしくありません。現時点では予測の不確実性が大きく、どこでどの程度の雪が降るかは断定できない状況です。最新の情報をご確認ください。
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