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週末は冬本番の寒さ 北日本や北陸は荒れた天気に

2023/01/19 17:30 ウェザーニュース

明日20日(金)の夜から21日(土)にかけて、日本付近は大陸からの強い寒気に覆われます。関東から九州にかけて太平洋側は晴れるものの寒くなります。北日本の日本海側や北陸では風や雪が強まり荒れた天気となるため注意が必要です。

太平洋側は風が冷たい

二十四節気の「大寒」を迎える20日(金)の夜から日本列島の上空に寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まってきます。

週末、太平洋側では青空が広がりますが、気温が低くなります。

21日(土)は、平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は西日本や東日本まで南下し、関東から九州にかけて、最高気温が10℃以下の所が多くなる予想です。冷たい北風が吹き、気温の数字よりさらに寒く感じられそうです。

22日(日)は上空の寒気は少し後退しますが、雲が広がりやすくなり肌寒さが続きそうです。

週末のお出かけは、しっかりとした寒さ対策が必須です。
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日本海側は積雪急増や吹雪に注意

21日(土)は、北海道では−18℃以下の非常に強い寒気に覆われます。日本海側の広い範囲で雪が降り、北海道から北陸にかけての山間部では新たに50cm前後の降雪となるところがある予想です。

低気圧が北海道の東海上で発達するため北日本では風も強まり、吹雪となるところがあります。短時間に強まる雪による積雪急増や吹雪による視界不良に警戒が必要です。

22日(日)は冬型が緩み、日本海側の雪はいったん弱まる見込みです。

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