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【西日本】花粉飛散傾向2023

第三回花粉飛散傾向

2023/01/17 23:14 ウェザーニュース

▼各エリアの見解をチェック
近畿中国・四国九州

■近畿
2月上旬から飛び始め 飛散量は2022年比で大幅増

近畿:スギ・ヒノキ花粉の飛散ピーク予想
断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始めます。

飛散時期に影響が大きい2月の気温は平年並みとなる予想です。花粉の飛散開始時期は過去10年と比べると同程度で、和歌山県南部など早いエリアでは2月上旬、大阪など多くのエリアでは2月中旬と予想しています。その後、2月下旬〜3月下旬にスギ花粉、3月下旬〜4月中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。

過去10年の花粉飛散量と2023年予想
花粉飛散量は2022年シーズンの157%、平年の122%になる予想です。2022年に比べて飛散量が多くなる予想ですので、シッカリと対策を行ってください。

    2022年比 平年比
滋賀   185%   139%
京都   130%   121%
大阪   195%   127%
兵庫   130%   115%
奈良   175%   105%
和歌山  149%   124%

■中国・四国
飛散開始は2月中旬 飛散量は2022年比で大幅増

中国・四国:スギ・ヒノキ花粉の飛散ピーク予想
断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始めます。

飛散時期に影響が大きい2月の気温は平年並みとなる予想です。このため、花粉の飛散開始時期は過去10年と比べると同程度で、2月中旬と予想しています。その後、2月下旬〜3月下旬にスギ花粉、3月下旬〜4月中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。
過去10年の花粉飛散量と2023年予想
花粉飛散量は2022年シーズンの186%、平年の151%になる予想です。2022年よりも飛散量が大幅に増える傾向で、2倍以上の飛散量になるエリアもあるので、シッカリと対策を行うようにしてください。

    2022年比 平年比
岡山   164%   131%
広島   223%   142%
鳥取   96%   125%
島根   169%   149%
山口   162%   146%
徳島   277%   157%
香川   165%   144%
愛媛   225%   170%
高知   280%   191%

■九州
2月上旬から飛び始め 飛散量は2022年比で大幅増

九州:スギ・ヒノキ花粉の飛散ピーク予想
断続的に寒気が流れ込んで休眠打破が適度に起こり、寒さが緩むタイミングでスギ花粉が飛び始めます。

飛散時期に影響が大きい2月の気温は平年並みとなる予想です。花粉の飛散開始時期は過去10年と比べると同程度で、長崎県など早い地域で2月上旬、2月中旬には広範囲で飛散が始まると予想しています。その後、2月下旬〜3月中旬にスギ花粉、3月下旬〜4月中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見込みです。
過去10年の花粉飛散量と2023年予想
花粉飛散量は2022年シーズンの160%、平年の132%になる予想です。飛散量は2022年よりも増える傾向で、特に宮崎県など太平洋側では2倍以上の飛散量になるところもあるため、シッカリと対策を行ってください。

    2022年比 平年比
福岡   101%   116%
佐賀   115%   127%
長崎   116%   118%
大分   273%   159%
熊本   136%   119%
宮崎   358%   147%
鹿児島  187%   130%