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週末から来週は今冬一番の寒波に 南岸低気圧が発達のおそれも

2023/01/17 10:35 ウェザーニュース

週末から来週にかけては日本列島の上空に次々と寒気が流れ込み、今冬一番の寒波となるおそれあります。特に来週は厳しい寒さや大雪への備えが必要です。また、23日(月)頃は南岸低気圧が発達し、全国的な荒天や関東で雪の可能性が出てきました。
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21日(土)は北日本や北陸で大雪や吹雪に警戒

二十四節気の「大寒」を迎える20日(金)の夜から日本列島の上空に寒気が流れ込みやすくなります。

21日(土)にかけて平地で雪になる目安の、上空1500m付近で-6℃以下の寒気が西日本や東日本まで南下し、北海道から東北北部は-18℃以下の非常に強い寒気に覆われる見込みです。

日本海側の広い範囲で雪が降り、特に北海道から北陸にかけては雪が強まります。低気圧がオホーツク海で発達するため北日本では風も強まり、吹雪となる所がある予想です。大雪や吹雪への警戒が必要になります。

23日(月)は南岸低気圧が発達し荒天か

23日(月)21時までの12時間予想降水量
22日(日)は一旦、冬型の気圧配置が弱まって、23日(月)は低気圧が発達しながら近づいてくる予想となってきました。17日(火)午前の見解では太平洋側を進む低気圧が発達し、いわゆる「南岸低気圧」のパターンとなる見込みです。

上空の寒気が残っている状況で低気圧が近づくとみられ、太平洋側の平野部でも雨ではなく雪になる所があります。東海の山沿いや甲信地方、関東北部、東北南部などは大雪になりやすいパターンです。

現時点では低気圧の勢力やコースなどに不確実性があり、東京都心など関東南部の平野部で積雪の可能性もありますので、できるだけ最新の情報をご確認ください。

来週は西日本でも広い範囲で雪に

10日間予報
南岸低気圧が通過した後は、さらに強い寒気が流れ込み、特に西日本で厳しい寒さや雪に見舞われる見通しです。

ウェザーニュースが17日(火)に発表した10日間予報では、南岸低気圧が通過する23日(月)は東京都心で雪か雨が降る予想となっています。24日(火)は名古屋市や大阪市、福岡市でも雪の降る可能性があり、気温もかなり下がる見込みです。九州北部から山陰、近畿北部など日本海側は大雪のおそれがあります。

気象庁は昨日、北日本や東日本、近畿、中国に低温と大雪、四国と九州には低温に関する早期天候情報を発表。平年に比べてかなり気温が低く、雪が多くなる可能性が高いとしています。

今冬一番の大雪や寒さに対する備えを早めに進めるようにしてください。
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