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暦に合わせて「大寒」に寒波襲来 厳しい寒さと大雪が続く可能性も

2023/01/15 17:32 ウェザーニュース

20日(金)は1年の中で最も寒い時期とされる、二十四節気の「大寒」です。今年は暦に合わせるように寒波襲来が予想され、全国的な厳しい寒さや日本海側の大雪が続く可能性があります。

大陸から強い寒気が次々に流入か

日本付近には20日(金)頃から寒気が入り始め、21日(土)には平地で雪になる目安の上空1500m付近で-6℃以下の寒気が日本列島のほぼ全域を覆う予想となっています。さらに強い-18℃以下の寒気は東北付近まで南下する予想です。ここまで南下するのはひと冬に何度もありません。

-18℃以下の強力な寒気は大陸方面に大きく広がっていて、日本列島の上空に次々に流れ込んでくるとみられます。次の寒波は強いだけでなく、長期間に渡る可能性があります。

24日(火)からは西日本にも強い寒気流入か

10日間予報
21日(土)~22日(日)にかけては北日本や東日本を中心に寒気が流れ込むため、北海道や東北の日本海側、北陸などで大雪のおそれがあります。24日(火)以降は西日本にも強い寒気が流入して、雪の範囲が拡大。寒さも一層、厳しくなる見込みです。

大阪市や福岡市でも雪の可能性があり、最高気温は5℃前後までしか上がらない予想となっています。

寒気の強さやどこまで南下するかなど、予測に不確実性がある状況です。それでも現時点では今冬一番の寒波に見舞われる可能性は高くなってきていますので、最新の情報をこまめに確認し、雪や寒さに対してしっかりと備えるようにしてください。
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