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共通テスト初日は全国的に雨 東北も雨で融雪災害のおそれ

2023/01/14 07:14 ウェザーニュース

14日(土)朝は九州など西日本を中心にやや強い雨となっています。

低気圧の東進に伴って、東日本から北日本に雨や雪の範囲が広がります。東北や北海道道南は雪ではなく雨の降る所が多いため、融雪災害に注意をしてください。

九州や紀伊半島に活発な雨雲

低気圧や前線に伴う雨雲は九州から東海にかけて広がっています。

九州や紀伊半島付近に活発な雨雲が広がっていて、6時20分までの1時間には和歌山県栗栖川で18.5mmを観測。7時00分までの1時間には鹿児島県阿久根で17.5mm、高知県田野で16.0mmのやや強い雨を観測するなど、局地的に雨が強まっている状況です。

また、沿岸部では南から吹き込む風も強まり、最大瞬間風速は鹿児島県種子島で17.9m/s、和歌山県潮岬で18.3m/sを観測しました。

太平洋側は昼過ぎにかけて雨が降りやすく、午後は西から次第に止む見込みです。日本海側は雨が降ったり止んだりで、傘が手放せません。
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東北や北海道道南は雪ではなく雨に

14日(土)昼の天気分布予想
上空に暖かな空気が流れ込んでいるため、東北や北海道の道南は雪ではなく、雨の降る所がほとんどとなります。

雪が多く残っている地域では、雪どけ水と雨によって道路冠水が起きたり、水分を含んで重たくなった雪が屋根から落ちるなどのおそれがあります。外出の際は足元だけでなく頭上に注意し、除雪作業中の事故にも注意が必要です。

北海道の道央や道北なども湿った雪となります。夕方以降は寒気の南下によって急速に気温が下がり、シャーベット状の路面が凍結しますので、車の運転は速度を控えめにするなど、普段以上に安全運転を心がけてください。
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