facebook line twitter mail

低気圧接近で九州は雨が降り出す 夕方には近畿や東海まで雨雲拡大

2023/01/13 09:24 ウェザーニュース

今日13日(金)は低気圧の接近に伴って九州から雨が降り出しています。雨雲は次第に東へと広がり、夕方には近畿や東海まで雨となる見込みです。一時的に雨の強まる所がありますので、注意が必要です。

所々で雨雲が発達

朝鮮半島付近に進んできた低気圧の影響で、九州を中心に朝から雨になっています。

低気圧に向かってこの時期としては非常に暖かな湿った空気が南から流れ込んでいるため雨雲が発達し、9時00分までの1時間には長崎県新上五島町・有川で8.0mm、対馬市・厳原で7.5mmの雨を観測しました。

まだ大部分が弱い雨の九州本土でも昼頃にかけて本降りの雨の所が増えてくる見込みです。
» 雨雲レーダー» 雨雲レーダー

午後は雨の範囲が広がり強く降る所も

13日(金)夜の天気図と降水の予想
低気圧はこの後、発達しながら日本海に進み、前線を伴う予想となっています。低気圧の東進によって雨の範囲は東に広がり、午後は中国、四国の広い範囲で雨が降り出す見通しです。

夕方の帰宅時間帯には近畿や東海の一部でも雨となりますので、今日の外出には雨具が欠かせません。

また、前線の周辺では雨雲が発達し、九州や中国地方の一部では雷を伴って強く降るおそれがあります。一時的な道路冠水や落雷などに注意をしてください。

なお、明日14日(土)は前線の影響で西日本、東日本の太平洋側は雨が降りやすく、低気圧が近づく東北、北海道でも雨や雪が降る見込みです。
» GPS検索 ピンポイント天気予報» ピンポイント天気予報

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
福岡県福岡市博多区の空さん