昨日、日本列島の上空に流れ込んだ強い寒気は、長く居座ることなく東に離れていきました。しっかりと日差しが届いている西日本、東日本は順調に気温が上がって、九州の広い範囲や四国の一部などは15℃を上回る暖かさです。

15時までの最高気温は鹿児島県南さつま市・加世田で19.0℃と20℃に迫っています。東京都心は昨日をわずかに上回る10.7℃ですが、冷たい北風が収まった分だけ、寒さはだいぶ和らぎました。

北海道は道南や道央を中心に真冬日からは脱出し、札幌市は2.4℃、小樽市は3.9℃まで上がっています。

明日は高気圧が日本の南の海上に中心を移します。日本列島には南風が吹き込んで、今日以上に気温が上がりやすくなる見込みです。日本海側を含め日差しの届く所が多いこともあり、春本番を思わせる暖かさの所が多くなります。

鹿児島市の最高気温は19℃、福岡市は17℃と九州は20℃前後まで上昇。大阪市は14℃、名古屋市と東京都心が13℃とこちらも今日よりは高い予想です。

北日本も気温は高く、秋田市は10℃予想と去年12月3日以来となる10℃以上となる可能性があります。札幌市も5℃まで上がり、雪の多い地域では融雪が進む見通しです。
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