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関東は冷たく乾いた風で空気カラカラ 東京都心は1月上旬に降水観測なし

2023/01/10 13:57 ウェザーニュース

冬型の気圧配置が強まっている影響で、今日10日(火)の関東は冷たく乾いた空気が吹き付けています。各地で湿度が低下し、一部では10%台まで下がってきました。

東京都心は年明け以降、まだ降水を観測しておらず今日も降らなければ1月上旬の降水がなしとなります。

東京都心は4年ぶりに1月上旬の降水なしに

関東は南部を中心に朝から冬晴れとなっていて、北西の季節風が吹き付けています。

冷たく乾いた空気が吹くことで湿度は低下し、13時30分までの最小湿度は神奈川県小田原市で14%、千葉県鴨川市で17%など10%台まで下がりました。東京都心は25%、横浜市は20%を観測しています。

東京のアメダスでは今年になって降水の観測がまだありません。今日も雨や雪が降る可能性はほとんどなく、1月上旬の降水がなしになる見通しです。元々雨が少ない時期ではありますが、1月上旬の降水なしは2019年以来4年ぶりです。

15日(日)に関東の広い範囲でまとまった雨

関東の週間予報
昨年末から続いている空気の乾燥した状態は、13日(金)まで続く見込みです。関東の広い範囲で乾燥注意報が継続していますので、火の取り扱いに注意し、喉や肌のケアなどをしっかりと行うようにしてください。

週末は低気圧や前線の通過に伴って天気が崩れ、15日(日)は関東の広い範囲で雨が予想されます。低気圧に近い南部を中心に雨の強まる所があり、降水量は多くなる見込みです。カラカラになった空気をしっかりと潤すような雨となります。
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