吹雪による視界不良にも注意を

北海道の上空5000m付近には－39℃以下の強い寒気が流れ込んでいて、大気の状態が不安定になっています。

さらに、石狩湾周辺では北の風と北西の風がぶつかり合うことで、活発な雪雲が次々と発生し、札幌から小樽周辺、新千歳空港方面に流れ込みやすいパターンとなっています。札幌市南区にあるアメダス小金湯では、6時までの1時間に7cmも積雪が増える強い降り方となりました。

このあとも道央では局地的に雪が強まりやすく、1時間に5cmを超える強い雪が降る見込みです。活発な雪雲がかかり続けた場合は、半日で30cm以上も積雪が増加するおそれがあります。

積雪の急増に加えて、強い雪や吹雪によって視界が悪くなります。通勤などで移動をする方は、時間に余裕を持った行動が必要です。鉄道の遅延や運転見合わせの可能性もあります。また、雪雲が千歳方面まで広がると、新千歳空港に影響が出てきますので、飛行機を利用する方も最新情報をご確認ください。
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