三連休明けの明日10日(火)は一時的に寒気が南下するものの、その後は暖かな空気が流れ込みやすくなります。特に13日(金)から14日(土)にかけては、上空1500m付近で＋6℃以上という春本番の時期の暖気が西日本や東日本を覆う予想です。

平年に比べて10℃以上も高い季節外れの暖かな空気で、全国的に気温が上がります。西日本から関東にかけては20℃前後と4月並みの暖かさになる所があり、北海道でも10℃近くまで上昇する見込みです。

雪の多い地域では気温の上昇によって急速に雪解けが進んで、雪崩や落雪、冠水などの融雪災害の発生するおそれがあります。気温が上がる前にできるだけ除雪を進めておくなどの対策が必要です。

春本番を思わせる暖かさは長くは続きません。15日(日)になると北海道から再び寒気に覆われ、16日(月)以降は東日本や西日本でも気温が一気に下がる見込みです。

札幌市の最高気温は13日(金)が4月上旬並みの8℃なのに対し、15日(日)は－3℃と真冬日の予想となっています。14日(土)に18℃まで上がる予想の東京都心も16日(月)は8℃と一桁の寒さです。西日本も16日(月)にかけて大幅に気温の下がる所が多くなります。

この先1週間は気温が大きく変化しますので、体調管理には十分に注意をしてください。
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