来週の12日(木)頃から日本列島の上空に暖かな空気が流れ込みます。13日(金)には平地で雪になる目安の、上空1500m付近で－6℃以下の寒気が北海道の北まで北上。九州付近は＋6℃以上の暖気に覆われる見込みです。

この時期の福岡上空1500m付近の平年の気温は－3～4℃くらいですので、それよりも10℃以上高く、春本番に流れ込むような暖かな空気です。

来週後半は全国的に気温が上昇して、季節外れの陽気の所が多くなります。

13日(金)の各地の最高気温を見ると、西日本は雲が多いにも関わらず15℃を超え、福岡市の18℃は4月上旬並みの気温です。東京都心や名古屋市も14℃と春先の陽気になります。

北日本も気温が高く、札幌市は平年に比べて8℃も高い7℃の予想です。1年の中でも最も寒い時期である寒中とは思えないような暖かさの所が多くなります。

雪が多く積もっている地域では気温の上昇によって雪解けが急速に進み、落雪や雪崩、冠水などの融雪災害の危険性が高まります。気温の高い状態は14日(土)まで続くとみられますので、注意をしてください。

なお、季節外れの陽気は長くは続かず、15日(日)頃からは一転してこの時期らしい、厳しい寒さが戻る見通しです。
» この先10日間の服装予報
» GPS検索 ピンポイント週間天気予報» ピンポイント週間天気予報