今夜には前線を伴った低気圧が九州の南海上に進んできます。朝鮮半島付近にも別の低気圧が進み、これらに伴う雨雲が九州にかかり始める見通しです。

午前中は日差しが届く九州は午後にかけて次第に雲が厚みを増し、夕方以降は所々で雨が降り出す予想となっています。また、それとは別に日本海でも雲がまとまって北陸の一部にも雲がかかる見込みです。

関東沖でも低気圧が発生し、今夜遅くは南部の沿岸を中心に雨や雪の降る可能性があります。気温の低い夜間の降水になるため、内陸部では雪に変わる所があるものの、降り方が弱いため積もることはありません。

低気圧が東に進む明日7日(土)は西日本を中心に雨や雪の範囲が広がります。上空1500m付近で－3℃前後の寒気が残るため、中国・四国の山沿いでは雪の所が多い見込みです。

明日の夜にかけて5～10cmの積雪の可能性がありますので、三連休を利用して車で移動をする予定がある方は、運転に注意をしてください。東海や関東は低気圧が少し離れて通るため雨や雪の降る所は少ない予想です。

北陸など日本海側は、日本海を進む低気圧が通過するため大気の状態が不安定になります。雷を伴った強い雨や霰(あられ)となるおそれがありますので、注意が必要です。
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