冬型の気圧配置が続いていて、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う活発な雪雲が北陸から関東甲信の北部、東北南部などにかかり続けています。

この影響で新潟県や群馬県などの山沿いでは積雪が大幅に増加し、15時までの24時間の降雪量は新潟県津南町と湯沢町で48cm、群馬県みなかみ町・藤原で49cmなど、50cm近くに達した所がありました。

短期間で積雪が急増したため除雪が追いつかず、山沿いを走る鉄道では運転見合わせとなっている区間があります。

北海道や東北の日本海側も断続的に雪が降り、瞬間的には20m/s前後の強風が吹いていることから、吹雪で見通しが悪くなっています。
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明日5日(木)はようやく冬型の気圧配置が弱まります、上空5000m付近で－42℃以下の強い寒気は北海道から次第に離れる見込みです。

北海道から北陸の日本海側は雪の降りやすい状況が続くものの、今日に比べると雪雲は発達しにくく、積雪が増加するペースは落ちていきます。

ここ数日で一気に積雪が増加した所では、屋根からの落雪や雪崩などが発生しやすい状況です。除雪作業を行う場合はできるだけ複数人で行い、周囲の安全をしっかりと確保した上で、進めるようにしてください。

また、気温も今日よりは少し上がりますので、積もった雪の表面が溶けだすことによる路面状況の悪化にも注意が必要です。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
新潟県南魚沼市の空さん