上空5000m付近で－42℃以下の非常に強い寒気が北海道の上空に流れ込み、北日本を中心に冬型の気圧配置が強まっています。強い寒気の影響で雪雲が発達しやすく、日本海側の広い範囲が活発な雪雲に覆われている状況です。

10時までの12時間で降った雪の量は、新潟県津南町で34cm、福島県只見町で27cm、群馬県みなかみ町で24cmに達し、本州中部の山沿いで積雪が一気に増加しました。

北日本では風も強く、10時までの最大瞬間風速は北海道えりも町・えりも岬で29.8m/s、秋田県八峰町・八森で29.6m/s、秋田市で26.2m/sを観測、吹雪で見通しが悪くなっています。北海道内の高速道路は一部が吹雪で通行止めです。
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明日3日(火)から4日(水)にかけても冬型の気圧配置が続き、北日本の上空には強い寒気が居座ります。強弱を繰り返しつつ雪が続き、山沿いでは積雪が増加する見込みです。

これから4日(水)夜までの積雪は東北や北陸の山沿いで50cm前後に達し、多い所では100cmを超える予想となっています。短期間で積雪が増えることで屋根からの落雪や雪崩が発生しやすくなる見通しです。除雪作業を行う場合は事故に十分注意をしてください。

風の強い状況が続き、北日本では吹雪で視界が悪くなります。Uターンでの移動に影響の出る可能性がありますので、最新の気象情報や交通情報を確認し、時間に余裕をもった行動が必要です。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
オロロンオヤジさん