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年始に強い寒気が南下 北日本や北陸で大雪のおそれ

2022/12/31 11:59 ウェザーニュース

元日の夜から4日(水)にかけては冬型の気圧配置が強まり、寒気が日本列島の上空に流れ込む予想です。

北日本や北陸を中心に雪や風が強まって荒れた天気となり、大雪となるおそれがあります。帰省や旅行などで移動をされる方は気象情報・交通情報をこまめに確認するようにしてください。
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Uターンラッシュに影響も

1月1日(日)の夜から寒気の南下が強まり始めます。2日(月)になると上空約1500mで−9℃の寒気が北陸付近に、−18℃の寒気が北海道付近の上空に流れ込む見込みです。また、4日(水)にかけて上空約5500mで-36℃以下の寒気が北海道を覆うようになります。上空の大気のうち上層・下層ともに強い寒気が流れ込む北日本の日本海側は吹雪となり、積雪が急増して大雪となるおそれがあります。

また、北陸でも山沿いや内陸を中心に大雪となる所がある見込みです。立ち往生による車両滞留や鉄道の運転見合わせなどの交通障害が発生することも懸念されます。帰省先や旅行先からのUターンラッシュの時期にも重なる可能性があるため、無理をせず柔軟に計画を調整するようにしてください。

太平洋側もこの時期らしい寒さに

強い寒気の南下に伴い、気温も低くなる予想です。北海道では年明けは最高気温が0℃未満の真冬日のところが多くなりそうです。札幌でも最高気温が-5℃くらいまでしか上がらないことがある見込みです。

関東以西の各地も最高気温は10℃前後で、朝は0℃前後まで冷え込むことがあり、この時期らしい寒さとなりそうです。
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