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三大流星群のひとつ「しぶんぎ座流星群」 1月4日明け方が見頃

2023/01/02 17:42 ウェザーニュース

1月3日(火)の深夜日付が変わった後、4日(水)の未明から明け方にかけて、三大流星群のひとつ「しぶんぎ座流星群」が見頃を迎えます。

流星群の活動のピーク(極大)は4日(水)昼頃と予想されていますので、日本では4日(水)夜明け前が一番の観測チャンスとなります。

新年の願いを胸に、夜空を見上げてみませんか。
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期待できる流星数は?

しぶんぎ座流星群の放射点(※)は22時すぎに空に昇りはじめ、流星が流れ始めるのは日付が変わった後になります。その後、放射点が高く昇るにつれてだんだんと流星が流れやすくなります。

4日(水)未明は3日後に満月を控える明るい月があるため、見られる流星の数は限られそうです。4時台に月が沈み(東京の場合)、放射点が高くなってくる明け方にかけてが、最も多くの流星群を見られるチャンスとなります。

国立天文台によると、この時間帯に見える流星の数は、空の暗い場所で1時間あたり約25個とのことです。

流星は放射点の方向から流れますが、放射点の付近だけでなく全天のどこにでも出現します。なるべく空の広い範囲を見渡すようにして、観測するのがおすすめです。

※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点のことを差します。
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しぶんぎ座とは?

「しぶんぎ座」という星座に聞き覚えのない方もいるかもしれません。実はこちら、現在では存在しない「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座に由来しています。

現在の星座でいうと、うしかい座とりゅう座の境界あたりにありました。かつてあった「へきめんしぶんぎ座」の方向から流星が流れたように見えることから、「しぶんぎ座流星群」と名付けられています。

しぶんぎ座流星群の特徴 活動が活発な期間は短い

流星の元となる塵(イメージ)
しぶんぎ座流星群のもととなる塵の帯は、地球の公転面と直角に近い角度で交差するため、地球は塵の帯を短期間で抜けてしまいます。

このためしぶんぎ座流星群の活動は、ふたご座流星群やペルセウス座流星群など他の流星群に比べて、活発な期間(流れ星を多く観測できる期間)が短いという特徴があります。

なるべく4日(水)の明け方を見逃さないようにして、しっかりと防寒をして流星観測をお楽しみください。
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気になる当日の天気は

しぶんぎ座流星群見えるかな?
3日(火)の深夜から4日(水)明け方は冬型の気圧配置が続き、日本海側で寒気の影響を受けやすい天気分布となりそうです。北日本の日本海側の地域や北陸などは夜空が雲に覆われ、流星観測は難しそうです。

太平洋側の地域では晴れた夜空が期待出来るチャンスです。関東や関西も流星観測ができそうです。名古屋周辺などは日本海側から雲が流れ込んでくる可能性があります。

屋外でじっとしていると想像以上にすぐに身体が冷えますので、観測の際はできる限りの最大限の防寒で臨んでください。
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参考資料など

国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
アストロアーツ「星空ガイド」 https://www.astroarts.co.jp/