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年越しは比較的穏やかに 気温は低く二年参りは防寒必要

2022/12/29 10:59 ウェザーニュース

今日29日(木)に強まった冬型の気圧配置は、明日30日(金)以降、次第に緩んでいきます。31日(土)大晦日から1月1日(日)元日にかけては、比較的穏やかな天気の所が多くなる見込みです。

太平洋側は晴天で年越し

年越しのタイミングも冬型の気圧配置が続くため、太平洋側は晴れる所が多く、日本海側は雪や雨が降りやすくなります。強い寒気の南下はないため、雪が強まる所は少ない見込みです。

年が変わるタイミングの天気分布予想を見ると、関東から西の太平洋側は概ね晴れとなっています。北陸から北の日本海側は雪や雨ですが、それほど範囲は広くありません。東北北部など雪が小康状態の所もある見通しです。

風も北日本の一部でやや強まる程度で、全国的に穏やかな年越しになるとみられます。

朝は冷え込むも、昼間はしのぎやすい陽気

元日の天気と気温
強い寒気の南下はないとはいえ、深夜から早朝にかけては各地とも冷え込みます。

関東以西は穏やかに晴れて放射冷却現象が強まることもあり、元日の最低気温は東京都心や名古屋市で2℃まで下がる予想です。札幌市は-6℃、仙台市は0℃と北日本は年越しらしい寒さとなります。二年参りに出かける場合は、しっかりと防寒を行ってください。

最高気温は関東から西日本にかけて10℃を上回り、日差しの下では少し暖かさも感じられます。昼間の初詣はそれほど厚着をしないでも問題なさそうです。
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