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北日本、北陸で局地的に強い雪や吹雪 帰省や旅行での移動は要注意

2022/12/29 10:03 ウェザーニュース

今日29日(木)は冬型の気圧配置が強まり、北日本の日本海側や北陸で局地的に強い雪や吹雪になっています。帰省ラッシュのピークに重なっていますので、特に車の運転は要注意です。

各地で積雪が急増

北海道の上空5000m付近を-42℃以下の強い寒気が通過しており、冬型の気圧配置が強まっています。寒気の南下によって、昨日は雨だった所も雪に変わってきました。

上空の寒気が強いため大気の状態が不安定になり雪雲が発達。局地的に雪が強まっている状況です。9時までの6時間に新たに降った雪の量は、山形県大蔵村・肘折で15cm、北海道函館市で12cmを観測。函館市は昨日の朝の時点で1cmだった積雪が20cmまで増加しました。

沿岸部を中心に風も強く、最大瞬間風速は北海道室蘭市で22.0m/s、秋田市で21.8m/sを観測し、雪が降っている所では吹雪になっています。
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午後も断続的な強い雪に注意

30日(金)朝までの24時間の積雪予想
これから午後にかけても北日本の広い範囲や北陸の内陸部では断続的に雪が降り、一時的に強まったり、吹雪となる見込みです。

特に雪の量が多くなるのは、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)周辺の活発な雪雲がかかりやすい北陸の山沿いで、明日30日(金)の朝までにさらに30cm以上、局地的には50cm以上の積雪増加が予想されます。

東北や北海道でもシアーライン(風の流れが変化する境界線)に伴う活発な雪雲がかかった場合は、1時間に10cm近い強雪となる予想で。短時間の強い雪によって路面状況が急速に悪化したり、吹雪で見通しの悪くなるおそれがあります。帰省ラッシュのピークになっていますので、車で移動する場合は無理をせず、安全運転を心がけてください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
タヌキさん