再び強い寒気が南下 短時間に積雪急増のおそれ
23日(金)は上空5500m付近で-36℃以下という大雪の目安となる非常に強い寒気が北日本から北陸の上空に流れ込みます。日本海では上空と海面との温度差が大きく、対流活動が活発になる見込みです。そのため、次々と発生・発達した雪雲が、西風に乗って日本列島に流れ込みます。東北や北陸に加えて、西日本日本海側や九州の東シナ海側でも断続的に雪が降る予想です。
特にJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる帯状の発達した雪雲がかかる可能性がある東北南部~山陰では平野部でも強い雪が続き、短時間に積雪が急増するおそれがあります。また沿岸部を中心に風も強まり、荒れた天気になることが予想されます。暴風雪による視界不良に加えて、雷や突風、霰(あられ)にも注意が必要です。
>>アプリの雨雲雪雲レーダーで30時間先までの雪の強さ予想をみる>。雨雪レーダー
特にJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる帯状の発達した雪雲がかかる可能性がある東北南部~山陰では平野部でも強い雪が続き、短時間に積雪が急増するおそれがあります。また沿岸部を中心に風も強まり、荒れた天気になることが予想されます。暴風雪による視界不良に加えて、雷や突風、霰(あられ)にも注意が必要です。
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大雪による交通混乱や停電への備えを
積雪の急増に伴い、道路での大規模な車の立ち往生や広域におよぶ電車の運転見合わせ、停電発生のリスクが高まります。荒天の間は急ぎでない外出はできるだけ控え、屋内で過ごすようにしてください。
やむを得ず車を運転する必要がある場合は、冬タイヤやチェーンの装着はもちろんのこと、もしもの時に備えて、スコップなどの除雪道具や毛布やカイロなどの暖を取れるものを車に乗せておくとよさそうです。
また、停電や物流の混乱に備えて、必要最小限の燃料や食料を前もって準備しておくと安心です。大雪のリスクは25日頃まで続くと予想しています。
>>3日先までの積雪予想と影響予測〔会員メニュー〕
やむを得ず車を運転する必要がある場合は、冬タイヤやチェーンの装着はもちろんのこと、もしもの時に備えて、スコップなどの除雪道具や毛布やカイロなどの暖を取れるものを車に乗せておくとよさそうです。
また、停電や物流の混乱に備えて、必要最小限の燃料や食料を前もって準備しておくと安心です。大雪のリスクは25日頃まで続くと予想しています。
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関西や東海でも雪の可能性 冬タイヤの装着を
上空の強い寒気の影響で23日(金)から24日(土)にかけては、九州や瀬戸内、関西や東海でも雪が降るエリアが拡大する予想です。
ウェザーニュースが先週アプリ利用者に実施したアンケート調査結果では、冬タイヤの装着率は東海で34%、近畿で29%、四国で18%、九州で8%という結果でした。例年、雪の積もることが少ないエリアでは、少しの積雪でもスリップなど事故のリスクが高まります。自分は大丈夫と油断せずに、雪の積もっている中で運転する際は必ず冬タイヤを装着してください。
>>ルート上の雪や凍結による運転リスクを表示
ウェザーニュースが先週アプリ利用者に実施したアンケート調査結果では、冬タイヤの装着率は東海で34%、近畿で29%、四国で18%、九州で8%という結果でした。例年、雪の積もることが少ないエリアでは、少しの積雪でもスリップなど事故のリスクが高まります。自分は大丈夫と油断せずに、雪の積もっている中で運転する際は必ず冬タイヤを装着してください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)くるりんさん(12月19日)