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北陸や東北は大雪で昼間も積雪急増に警戒 高速道路の通行止めも

2022/12/19 09:18 ウェザーニュース

冬型の気圧配置が強まり上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、昨日から日本海側の各地で雪が降り続いています。特に北陸や東北南部の山沿いで大雪となり、24時間で新たに1m以上雪の降ったところもありました。

今日19日(月)も発達した雪雲が流れ込み続けるため、積雪の急増に警戒が必要です。
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高速道路の通行止めや鉄道の運転見合わせも

今朝も日本海側の各地で雪が降り続いています。特に新潟県から山形県にかけて大雪となり、昨夜から今朝にかけて50cm前後積雪が増えたところもあります。また、新潟市や山形市、富山市など市街地でも20cm前後雪が積もり、一面の雪景色となっています。

9時までの6時間に新潟県魚沼市守門では42cm、同じく長岡市では39cmの雪が新たに積もりました。8時頃には「顕著な大雪に関する気象情報」も発表されています。長岡市ではここ数時間でも積雪が大幅に増加中で、9時の積雪は73cmに達しました。

この大雪による影響で9時現在、北陸道や磐越道、関越道の一部など、雪のため通行止めとなっている高速道路があり、その影響で一般道では激しい渋滞のため車の流れが滞っているところもあります。鉄道にも影響が出ており、信越本線や羽越本線、上越線などが運転見合わせとなっている状況です。

今日の昼間も日本海側の各地で雪が続きます。引き続き大雪となり、道路や鉄道などへの影響が広がるおそれがあります。雪の激しいところでは道路で車の立ち往生などが発生するおそれもあります。最新の交通情報や気象情報をこまめに確認し、移動を考えている方は代替手段の検討や慎重な運転も検討してください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)くるりんさん