平地で雪を降らせるほどの上空1500m付近で－6℃以下の寒気が日本列島の大部分を覆い、全国的に寒い朝になっています。西日本や東海でも内陸部は最低気温が0℃未満の冬日になった所が多く、沿岸の市街地でも5℃を下回りました。

大阪は最低気温が3.5℃、高知は冬日目前の0.2℃まで下がって、ともに初氷を観測しています。そのほか、名古屋、奈良、静岡で初氷。名古屋と高知で初霜を観測しました。大阪以外の各地は平年よりも遅い冬の便りです。

▼初氷
　大阪　　平年より2日早く、昨年より12日早い
　名古屋　平年より9日遅く、昨年より17日遅い
　奈良　　平年より21日遅く、昨年より16日遅い
　高知　　平年より5日遅く、昨年より13日遅い
　静岡　　平年より7日遅く、昨年より16日遅い
　彦根　　平年より9日遅く、昨年より16日遅い
　宮崎　　平年より9日遅く、昨年より13日遅い
▼初霜
　名古屋　平年より15日遅く、昨年より17日遅い
　高知　　平年より16日遅く、昨年より13日遅い

寒気の影響は昼間も残るため、日差しが届く太平洋側でもなかなか気温が上がりません。最高気温は大阪が9℃、名古屋は8℃と一桁。高知は11℃とかろうじて10℃を超える予想です。

昼過ぎにかけては季節風がやや強く吹くため、体感温度を押し下げます。太陽が雲に隠されたり、日陰に入ったりすると昼間でも寒さを感じますので、しっかりと防寒をしてお出かけください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
藤堂はんさん