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今季これまでで一番の強い寒気 日本海側は大雪・吹雪に警戒

2022/12/14 11:57 ウェザーニュース

今日14日(水)は冬型の気圧配置が強まり、この冬一番の寒気が流れ込みます。日本海側は雪が降り、北日本や北陸の山沿いでは大雪に警戒が必要です。吹雪による視界不良にも十分お気をつけください。

1時間に5cmの積雪増加も

11時現在、日本海からは次々と雪雲や雨雲が流れ込んでいます。低気圧が通過した東北を中心に、強い季節風によって太平洋側にも雲の流れ込んでいるところがある状況です。

北海道の上空約5500m付近には−36℃の寒気が流れ込んでいて、雪が強まっています。新篠津村では1時間で5cmの雪が降りました。また、東北も青森県など北部で1時間に2〜3cmの雪が降り続いています。

北海道の日本海側や秋田県、山形県の沿岸部には暴風雪警報が、北海道の上川地方には大雪警報が発表中です。

今日は西日本にも強い寒気が南下していて、今朝は松江や鳥取で初雪が発表されました。先ほど下関でも、平年より4日遅く、昨季より3日早い初雪が観測されています。北陸も、金沢で平年より20日遅く、昨季より17日遅い初雪が観測されました。
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山間部は局地的に100cm前後の大雪のおそれ

16日(金)朝までの積雪の予想
今後、強い寒気はさらに南下し、18時には上空1500m付近で−9℃以下の寒気が北日本や西日本を覆う予想です。平地で雪を降らせる目安とされる−6℃のラインは、東海や西日本の南岸まで南下するとみられます。

日本海側は平野部でも雪になるところが多く、山沿いを中心に積雪に注意が必要です。明後日16日(金)朝までの48時間で積もる雪の量は、多いところで50cmを超える予想となっています。山形県や新潟県の山間部では局地的に100cmに迫る大雪となるおそれもあり、厳重な警戒が必要です。

北陸や西日本の平野部は、初雪がそのまま積もる可能性があります。足もとや車の運転にご注意ください。

沿岸部を中心に風も吹き荒れ、吹雪となって視界が急激に悪くなるおそれがあります。荒天時の無理な外出は控えてください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
きじとらしっぽさん