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北海道で局地的に強い雪 夕方にかけて路面の悪化に注意

2022/12/10 11:43 ウェザーニュース

今日10日(土)の北海道は強い寒気を伴った気圧の谷の通過により、雪雲が発達しています。局地的には1時間に5cm前後の強い雪が降っており、夕方にかけて視界不良や路面の悪化に注意が必要です。

1時間で5cm近い雪の所も

北海道の上空5500m付近を-36℃以下の強い寒気が通過しています。この影響で大気の状態が不安定になり、雪雲が発達している状況です。活発な雪雲が通過するタイミングでは雪が強まり、11時までの1時間で旭川市と小樽市では4cmの新たな雪が積もりました。

雪が強まった11時前の小樽市の様子を見ると、湿った大粒の雪が降っており、視界が悪くなっている状況も伺えます。小樽の視程計による観測では、一時的に500m未満まで視程が低下しました。

これから午後にかけても道北や道央の日本海側で雪雲が発達しやすく、道南や道東でも雪の強まる所があります、視界不良や積雪の急増による路面悪化などに十分に注意をしてください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
スヤァさん