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寒気が周期的に南下 来週中頃は西日本でも雪に

2022/12/10 11:08 ウェザーニュース

この先1週間は周期的に寒気が南下します。特に来週中頃の寒気は強く、西日本の日本海側でも雪を降らせるくらいです。

14日(水)頃から大きく寒気が南下

明日11日(日)から12日(月)にかけては北海道を中心に寒気が流れ込むとみられます。13日(火)は一旦、寒気が北上するものの、その後は大きく南下する見込みです。

平地で雪になる目安の上空1500m付近で-6℃の赤いラインは、15日(木)の朝に九州から東北南部まで南下。さらに強い-12℃の紫のラインは東北北部にかかる予想となっています。

14日(水)から15日(木)にかけては強い冬型の気圧配置となり、日本海側の広い範囲で雪が降る見通しです。

北陸や山陰の市街地でも積雪の可能性

14日(水)21時までの12時間予想降水量
14日(水)は北海道から山陰にかけて日本海側の広い範囲が雪雲に覆われます。寒気が強いため雪雲は発達し、局地的に強い雪を降らせる見込みです。

北海道や東北など北日本を中心に大雪となり、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成された場合は、北陸の山沿いなども積雪が急増するおそれがあります。

北陸や近畿北部、山陰の市街地でも雪の積もる可能性がありますので、14日(水)~15日(木)の車の移動は冬用タイヤが必要な地域が多くなる見通しです。雪への準備は早めに行ってください。
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