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北海道で断続的に強い雪 北陸は雷雨や霰(あられ)に注意

2022/12/08 10:23 ウェザーニュース

今日8日(木)は北日本上空を強い寒気が通過しており、雪雲が発達しています。北陸も大気の状態が不安定で、局地的な雷雨や霰(あられ)などに注意が必要です。

北海道や東北で積雪増える

北日本の上空5500m付近を-33℃以下の強い寒気が通過し、北海道や東北では雪雲の発達しやすい状況が続いています。所々で雪が強まって、積雪が増えている状況です。

今日9時までの12時間で新たに降った雪の量は、北海道倶知安町で18cm、福島県檜枝岐村・桧枝岐(ひのえまた)で14cm、岩見沢市で12cmを観測しました。札幌市内でも活発な雪雲が通過するタイミングでは、一時的に視界が悪くなるほどの降り方になっています。

北陸は日本海に形成されたJPCZ(日本海寒帯気団集束帯)に伴う雲が通過して一時的に雨が強まり、霰の降っている所もあります。
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短時間の積雪急増に注意

8日(木)午後の雪・雨の予想
午後も日本海側の広い範囲に雪雲や雨雲がかかり、雪や雨の降りやすい状況が続きます。

北海道や東北北部は活発な雪雲のラインがかかると雪が強まって、短い時間で積雪が急増する見込みです。1時間に数cmほどのペースで積もる所がありますので、除雪はこまめに行っておくようにしてください。

北陸は新潟県を中心に発達した雲がかかりやすく、強い雨や落雷、霰、突風などのおそれがあります。山間部では雪になって積雪が増加しますので注意が必要です。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
カブライダーさん