facebook line twitter mail

来週は強い寒気南下で真冬の寒さ 北日本は大雪や荒天のおそれも

2022/12/07 18:18 ウェザーニュース

日本列島は12月に入って大陸からの寒気の影響を受けやすくなっています。

来週中頃になるとさらに強い寒気が東日本や西日本まで南下する予想で、全国的にかなり寒くなりそうです。北陸でも積雪、北日本では大雪や荒天のおそれがあります。

東京や大阪なども最高気温10℃以下に

12月に入って北日本は寒気の影響で雪が続いていますが、来週は冬型の強まりとともに、これまでよりも強い寒気が南下する見込みです。

降水があれば平地で雪になる目安とされる上空1500m付近で-6℃以下の寒気が、西日本や東日本まで流れ込む可能性があります。このため西日本や東海は昼間でも気温が上がらず、14日(水)の最高気温が10℃以下となるところが多い予想です。関東でも15日(木)は10℃前後となる見込みです。

各地で朝晩に加えて昼間も寒くなるため、真冬用のダウンコートやカイロなどの準備は早めに進めておくと良さそうです。
>>10日先までの服装予報

北陸でも雪 北日本は荒天のおそれ

予想天気図 14日(水)9時
今シーズンは富山や金沢、福井ではまだ初雪が観測されていませんが、この強い寒気の影響により、来週は北陸の平野部でも雪の降る可能性が高くなっています。初雪がいきなり積雪となることも考えられるので注意が必要です。また、北陸の山沿いではしっかりと雪が積もることもあります。

北日本の日本海側では雪が強まり大雪となるおそれがあります。等圧線の間隔も狭いため、風も強まって吹雪で視界が悪くなることも懸念されます。

どれほどの雪が降るのか、風の強さや寒気の強さについては、まだ不確実性が大きいので、随時最新の情報を確認するようにしてください。
>>10日先までの天気・気温をアプリで見る>>ピンポイント週間天気予報