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北海道・陸別で-17.0℃を観測 今季全国で初めて-15℃以下に

2022/12/05 08:02 ウェザーニュース

今日5日(月)は北日本を中心に冬型の気圧配置となっていて、北海道の上空には寒気が流れ込んでいます。日本海側では雪が降っている一方で、道東や太平洋側では晴れているところが多くなっています。

そのため放射冷却が効いて冷え込みが強まり、道東の陸別町では-17.0℃まで下がり、全国で今シーズン初めて-15℃を下回りました。(富士山を除く)

晴れて放射冷却が効き、強い冷え込みに

おとといから昨日にかけて寒冷前線が通過した北海道の上空には、寒気が流れ込んできており、今朝にかけて気温が下がりました。

北海道の中でも晴れたことにより放射冷却が効いた道東では、今シーズン一番の冷え込みとなっているところが多く、十勝地方の陸別町では-17.0℃まで気温が下がりました。そのほか、釧路地方の弟子屈町でも-16.4℃を観測し、富士山を除いて今シーズン初めて-15℃以下を観測しました。
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日本海側では雪の強まりに注意

北海道の日本海側では、今日は雪の降りやすい一日となります。特に上川・留萌地方や空知地方、石狩地方などでは日本海から発達した雪雲が流れ込んで降り方が強まるおそれがあります。沿岸部を中心に風も強く、積雪の増加や視界不良に注意してください。

夜以降はいったん雪や風は落ち着くところが多く、明日の日中にかけては小康状態となる見込みです。ただ、明日の夜からは天気が崩れて雪の強まるタイミングがあります。雪の降り方が落ち着いているタイミングで雪かきや雪下ろしをしておくとよさそうです。
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