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寒気南下で北海道は積雪増加 東北もだんだんと雪に

2022/12/04 09:36 ウェザーニュース

今日4日(日)は北の地域から寒気が流れ込み、北海道で雪が強まっています。積雪の急増や視界不良に注意が必要です。東北は雨のところが多くなっていますが、段々と雪に変わっていきます。

小樽は1時間で6cm積雪が増加

昨日3日(土)は低気圧の接近に伴って暖気が流れ込み、北海道でも道南は雨、道央はみぞれや湿った雪のところが多くなりました。ただ、低気圧通過後は冬型の気圧配置に移行し、今日は寒気が流れ込んでいます。

9時現在、北海道の上空1500m付近には−12℃前後の空気が流れ込んでいるとみられ、日本海側で雪の降り方が強まっています。小樽では9時までの1時間で6cmの雪が新たに積もりました。風も強く、石狩地方や留萌地方には暴風雪警報が発表中です。

北海道は特に明日5日(月)にかけて寒気の強い状態が続き、断続的に雪が強まります。沿岸部を中心に風も強まって吹雪になることがあるため、積雪の急増や視界不良に十分ご注意ください。

東北も北の地域から雪に変化

4日(日)21時の天気分布予想
東北はまだそれほど寒気が強くなく、雨のところが多くなっています。秋田市は一時13cmの雪が積もっていましたが、昨日から続く雨で現在の積雪深は0cmです。

寒気が流れ込み始めた青森県は湿った雪で、青森市では9時までの1時間で1cm、酸ヶ湯では4cm積雪が増加しました。

東北ではだんだんと寒気が強まり、21時には上空1500m付近で−9℃以下が東北北部に、−6℃が東北南部にかかる予想です。北部では秋田市など沿岸部でも雪に変わるため、路面状態の悪化にお気をつけください。南部も内陸山沿いを中心に要注意です。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
-じいちゃんさん