活発な雨雲は午前中に比べて東に移動し、四国や紀伊半島で雨が強まっています。15時30分までの1時間には愛媛県松山市・松山空港で22.5mmの強い雨、三重県熊野市・熊野新鹿で10.0mmのやや強い雨を観測しました。静岡県や岐阜県、北海道にも活発な雨雲が広がり、1時間に10mm前後の雨の降っている所があります。

夕方から夜にかけては東日本、北日本が雨の中心となる予想です。特に南からの湿った空気の影響を受けやすい東海地方では1時間に50mm近い激しい雨の降るおそれがあります。

また、南寄りの風が強く、15時30分までの最大瞬間風速は和歌山県友ケ島で27.5m/s、兵庫県洲本市で25.8m/sを観測しています。東海や関東、北日本は雨とともに風が強まり、今夜は沿岸部を中心に横殴りの雨になる見込みです。夜間帯の移動は十分に注意をしてください。
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低気圧や前線の後面には強い寒気が控えています。明日30日(水)は冬型の気圧配置が強まり、北海道の日本海側は朝から断続的に雪が降る予想です。寒気の南下とともに雪の範囲は東北北部にも広がっていくとみられ、青森市や秋田市などで初雪となる可能性が高くなっています。

北海道は明日から明後日12月1日(木)にかけて大雪や吹雪となり広い範囲で10cm以上、多い所では30cm前後の雪が積もる見込みです。札幌市などを含む市街地で本格的な積雪となる所が多いため、冬用タイヤを装着していても車の運転は慎重に行ってください。内陸部では除雪が必要になることが考えられますので、明後日の朝は時間を確保しておくと良さそうです。

東北北部でも内陸部では雪が積もり、東北南部や北陸、中国地方の山間部でも積雪の可能性があります。標高の高い峠道の走行は冬用タイヤやチェーンなどの滑り止めが必要になるため、事前の準備が欠かせません。
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